Eternally - 聖痕 -





 ノリコから身の丈一つ半ほど離れた後方に、イザークは控えていた。
 祈りを捧げる彼女を見守りつつ、前方の聖母碑に目を遣り――次いで、天面まで届く光の窓を緩やかに見上げた。
 澄んだ朝の光が窓を通し、筋のようになって注がれる――
 逆光が、室内との対照を見事に為す…――


 美しい光だ…――

 ここが好きだとノリコは言う。
 解る気がする。

 無に還るかのような、静かな時の流れ。
 暫し身を委ねるのも、いいだろう。






 神仏に願い、縋るといったことは、今までしたことがない。

 願って何になろう――
 願っても祈っても、何もかもが叶わぬこと。それは、"諦め" という別の名を持っていた。

 天や大気、地の拡がり、そして水の流れ――
 それら息吹から、世の、何かしらの意向というものを感じたことはある。
 だが――感じるほど、考えるほど、孤独である己を思い知っただけ。
 虚しい実でしかなかった。


 世界は無慈悲である、そう絶望したものだ。
 破壊の化け物へと流れていた自身の運命。
 何かによってもたらされた宿命であるなら、それは神懸かり的な、絶対に逃れることのできない何らかの力が作用している。
 先の代までは見られなかったという、異端の全て。そして、何かにつけ、暗示のように繰り返された呪縛の言葉。
 この発動(目覚め)は、避けられないものであるのだと。

 否。絶望したからといって、恨みを孕んでいたというのではない。
 怨恨で解決するなら、既にしている。
 だが呪いそのものへは、苦々しいそれを抱いていた。否定はしない。
 誰かを恨まない。代わりに、希望という言葉を、捨てた。
 期待は、失望を生む格好の餌だった。
 だから、期待はしない。
 ただ、己の内に巣くう魔を目覚めさせてはならぬと――それだけ。
 それは望みの内にも入らない。自身が人という姿である為の責務。
 死ぬまで終わることのない、枷鎖(かさ)。

 ――違う。それこそ、失笑ものだろう。

 死という終焉が訪れるのかどうかも、定かではなかった。
 すぐに癒えてしまう傷。
 常人とは違う肉体の変貌。
 身体の傷は癒えても、代わりにそいつは心を深く抉っていった。
 終焉など来ない。永遠に縛り続けられるのか、と思ったりもしたものだ。
 思えばそれもまた、諦めという檻であったのかもしれない。



 光の者として生きたかった――


 サーガのあの言葉は、真実だ。

 それでも、どうにかして逃れたかった。
 こんな力などなかったなら、どんなに良かっただろう。
 その思考は自身の根底を成すものだった。望まないまでも、自身を保つ為の砦のようなもの。
 ただ人(びと)として、"普通" を歩みたかった。それで良かった。それ以上は望まなかった。
 自らの内で血を流し続けながら、望んでも叶うことのないそれを、
 いつだって願っていた――



 目の前の石碑は動かない、何かを語るということもない。
 創造も破壊もなく、ただ時だけがすぎる。
 否……その時さえ止まったかのように思わせる、静寂の象徴。
 あまたの信奉の先にある神々は、物理的に手を差し伸べてくることはなかった。
 だが、改めて思えば、その "手" は、アジールという存在に託されていたのかもしれない――

 破壊の鬼を目覚めさせる忌まわしき導き手であると、誰もが思っていた。
 あの出会う瞬間まで、自身もまたそう信じて疑わなかった。
 なのに――
 あの日現れたアジールは、誰よりも純粋で……誰よりも、愛を施せる者だったのだ。

 決して、平坦な道のりではなかった。
 それでもその悪路を、宿命というそれを知ってさえ逃げることはなかった。共に泥にまみれるのさえ、甘受したのだ。
 普通の娘ならば激しく厭うだろう。
 恐れ、惑い逃げるだろう。
 なのに夥しい血泥を、忌まわしい呪いにまみれた過去を知っても、ノリコは逃げなかった。


 おぞましきかの姿にもよらず、その者の心をあまねく哀しみより救い、希を叶え…――


 恐れられても、逃げられても、仕方のないことだと思っていた。その覚悟もしていた。
 だが、ノリコは逃げなかった。
 唯一の願いを受け入れ、傍にいる、と――




 そうして……
 ノリコと過ごすことで、自身へも目を向けることができた。
 逃げることしか頭になかった、否定し続けた己のそれへ。


 世の力や意向に支えられたとは思っていない。
 こんなことを言えば、天領の者達より怒りを買うのかもしれないが。
 だが、思うのだ。
 そうした全てのものの弛まぬ流れに気付かせてくれたのも、己を真正面から見据えることができたのも、目の前のこの存在が、ありのままの自身を認めてくれたからだ。
 この華奢な身一つで。
 たおやかに思えたそれは、強靱なる砦であり、
 優しく温かい懐であった。

 光の世界は、扉を開けてくれた。
 目に見えぬ意向に拒まれることはなかった。
 もし、ノリコがいなかったら、その扉を見つけることさえできなかったかもしれない。
 アジールが、この世界に舞い降りた。
 それで、全てが変わった。
 デラキエルは目覚め、その忌まわしき力も、生かせるものへと変わった。
 世界が、ノリコを遣わしてくれたのか。
 そうだろう。
 光の世界による救い手は、ノリコという存在に託されていたのだ。
 運命を切り開くのに助け手となる、これ以上ない存在。
 これが救いでなくて、何であろう。


 美しい光…――
 光とは、こんなにも温かく……そして……優しかったのだ――
 それに気付かせてくれたのも……

 ここにいる…――――








 目を開けたノリコは、祈りの合わせ手を静かに解いた。
 今一度、聖母碑と注がれる光の筋を見上げ、それから振り返った。
 後ろで見守ってくれていたその人と目が合って、ノリコはにこりと微笑む。

「――ご免ね、待たせちゃった」
「いや……もういいのか?」
「うん」

 肯いてから、ほんの数歩のそれを小走りでいく。イザークの腕に触れ、そうして、再び祭壇へ振り返り、感慨深げに見つめる。

「……熱心に、何を祈っていた?」
「え……?」

 祭壇に向かっていた視線が、すぐにイザークへと向かう。その瞳がきょとんとしている。

「ノリコは、いろんなものに祈ったり願ったりしているから……今度は何の祈願なのかと、考えていた」
「いろんなもの?……そう?」
「ああ」

 そして、イザークも祭壇の碑へ視線を移す。

「時に、夜空の星……それから……出始めの朝陽に、ということもあったな」
「あ……」

 指摘されて思い当たったのか、頬がほんのり染まる。

「ふふ、祈る民族なの。だから」
「祈る……民族?」
「うん。願わずにはいられなくなるの。人の手の掛かった造形も時にそうだけど、自然の……綺麗で素晴らしいものには特に。それにね……
ニホンには神さまがいっぱいいるのよ。だから、その時々でいろんな神さまに願掛けしたり、感謝したり……」
「ニホン……ノリコの国には、そんなに神がいるのか?」
「うん。数え切れないくらい、という意味で……ヤオヨロズの……という表現をするわ。それだけのたくさんの神さまがいるの。……といっても…」
「ん……?」
「実際にその姿を見たことはないの。絵姿とか、教えとか、あと……海外の、外国の神さまとか」
「…………」
「驚いた?」
「……なんと表現していいのか……解らんな……」
「うん……その時々で、いろんな神さまを取り入れてるから、改めて考えると、ん?って思う時もあるわ」
「……なにやら、身も蓋もないような気も、若干するが……」
「んー……それだけ、願掛けや感謝する民族だってこと。……たとえば…」

 言い掛けて、礼拝室の開いている扉の向こうに若干覗く麦畑へと視線を泳がす。

「あの畑の、麦の穂に詰まってる実」
「麦の実?」

 言葉の真意が掴めず、怪訝な顔をするイザークに、ノリコはふふと微笑んだ。
 ふと足元に目が行き、一本の麦の穂先が落ちているのを見つけた。
 恐らくは農家の者が参拝の折にでも、衣服に付いていたのが落ちたか。それとも、風の悪戯で飛んできたか――
 それを、摘んで拾い上げる。

「そう。あたしの世界のそれではコメという作物を言うんだけど、穂先の実の一つ一つ、一粒一粒に七人の神さまがいるっていう話」
「……食べ物の中に、神がいるのか?」

 それも、七人……と、呆れたとも感心したとも取れるような、なんとも不思議な表情をイザークは晒した。
 ノリコは更に微笑う。

「そうなの。七人の神さまが宿っている。それくらい大切で……たくさんの人の手が掛かって作られている食べ物だから、大事にしましょう、残さずに食べましょう、という話なの」

 思想は単純だ――
 世の中の流れ、何処かに誰かの手が必ず掛かり、誰も一人で生きているのではないという……これもまた、全て、世の一部なのだという考えに通じる。
 イザークの内で、何かすとんと収まるものがあった。
 ノリコが旅中での食事や着る物に贅沢を言わないのも、何でも旨そうに食べ、その初めと終わりに感謝するのも、そうして育ったからなのか。

「しかし……豪儀だな。神を食ってしまうのか」

 苦笑するイザークに、ノリコは微笑いながら首を振った。

「神さま自体を戴くんじゃないわ。考えを戴くの。そうして戴くことで、神さまが体中に行き渡り、丈夫な身体を作ってくれるのよ」
「――なるほど」
「あ……それでね、それで…………」

 先を続けようとして、だが言葉を濁し、恥ずかしげにもじもじするノリコが可愛らしく、軽く笑みを溢しながら問う仕草をしてみせる。

「今も、この世界の神さまに、感謝と……それから、お願いをしていたの……」
「感謝と、願い……」

 繰り返すイザークの言葉にこくんと頷き、にこり微笑む。

「――この世界に在れて嬉しいです、有難うございます」
「……ノリコ……」

 言葉に、目を瞠った。

「明日もまた……それから……」

 再び言い淀む。さっきよりも頬が赤くなった。下を向いてもじもじしたが、意を決したように顔を上げる。

「あたしにできることは、なんでもします!」
「え……?」
「今度の事件……誰も傷つきませんように。早く解決しますように。皆が苦しまない世界になって、それがずっとずっと続きますように。その為にできることは何でもします、だから――」
「ノリコ――」

 無意識に祈り手を組み、告白に少々熱の入ってきたノリコの頭に、イザークはぽんと掌を乗せる。

「え?」
「おまえは、何でも頑張りすぎだ」
「え……」
「確かに、不穏な占いは出ているが……おまえは、必ず俺が護る」

 わしゃわしゃと髪を撫でられ、ひゃあ、と半悲鳴の声を上げながら頭のイザークの手に自分の手を伸ばす。
 ノリコが見上げると、イザークは微笑っていた。

「イザークぅ……」
「護ると、言っただろう」
「…………うん。……ご免ね」
「どうしてノリコが謝る」
「だって……今度のことでは、その……面倒掛けてしまって……今朝も、イザークに、こうして随いてきて貰っ……きゃあっ」

 更に髪をくしゃくしゃに撫でられる。今度は少しばかり豪快だ。
 そうして、髪を直す間もなくすぐさま懐に抱き寄せられ、イザークの胸の辺りにもろに顔が埋まる。

「ひゃ…ぅ……っ」
「怒るぞ」
「……イザ」
「ノリコの所為なのか? 違うな。誰もそんなことは思っていない。そして今も、共に来たいからそうした。……この数日だって、本当は同行したかったくらいだ。だから、ノリコが負い目を感じる謂われはない」
「…………」
「まあ、ノリコらしいと言えばそうだが……今度の占いに関して言うなら、けしからんのは逆恨みをする奴等で……おまえは、寧ろ被害者だ」

 イザークの胸元に頬を付けたまま、その言葉を聴く。気にするな――という声が上から聞こえ、ぽんぽんと心地好く頭を撫でられる。
 鼻の奥がつんと来て、目を閉じて、頷いた。

「……みんなが苦しまない世界に、あたし、ずっといたいと思うよ」
「ノリコ?」
「小さなジーナも、アゴルさんも、バラゴさんも、この町の人達皆、それから一番、一番、イザークが苦しまなくて済む世界……だから、あたし……きっと、何でもできる……」

 掌に柔らかな髪の手触りを感じたまま、イザークはふっと微笑む。
 自らの身に一大事であっても、それでも、ノリコは世の平和を願い、イザークの幸福を願う――



 ――慈愛の象徴。

 己には勿体なき存在でありながら、それでも、やはり一等必要な存在であった。
 まさに、アジールは、ノリコでなくてはならなかった。
 他の誰も、決して適わない。

 石碑に視線を向けた。


 慈愛の象徴であるという聖母碑――


 母の慈愛を知らないから、それらを結びつけたことはなかった。
 そして、余所の母子の仲良さげな光景を目にし、母親の愛情が何であるのかを悟った。
 辛く眺めたこともあった。――だが、もう昔のこと。
 幾多と負った傷は、全て、ノリコと出会う為の糧だったのだろう。





 眩しげに、目を細めた。

 聖母碑がノリコと重なる。
 自分の為ではない、それが押しつけでもない。他者の為に賢明に祈るその姿は……
 ノリコそのものだ――




「そろそろ、戻るぞ」
「うん」

 顔を上げてノリコは少々赤い鼻で微笑む。
 それから石碑へ振り返ると、もう一度祈り手を組み、目を閉じた――







「――巫女だったんですって。本当は母親じゃなくて……」

 馬の背で、ノリコが呟いた。

「巫女……?」
「前に参拝してた時にね、そこで会った女の人が教えてくれたの。一生を天に捧げた巫女で、国の民が謂わば子ども達……だけど、若くして亡くなってしまって……それで、聖母として祀られるようになったらしいの」
「そうか……」

 巫女…――何かを確かめるかのように、イザークはゆっくりと呟く。

「ずぅーっとずっと昔。何百年も前の北方の国の人だったとか……
クレアジータさん、その辺のことが書かれた文献とか、ご存じだといいな……」
「今度の件が片付いたら、書庫を見せて貰ったらどうだ?」
「うん、お願いしてみる。……あのね、石碑の台座に名前も刻まれているのよ」
「……よく見なかったな。ずっとノリコを見ていたから」
「えっ…………もう」

 真っ赤に染まる気配を、心地好く見つめる。

 手綱を繰る己の手。その両腕に囲われるようにノリコがいる。
 馬上で揺られるノリコの背を、これまで護ってきた。いつまでも、自分の腕の中にいて欲しいと思わずにはいられない。
 だから……

 だから、もし、願うことがあるとするなら――

 たった、一つ……







 天道の光が優しく降る。
 来たときよりも、その位置は幾ばくか高い。

 微笑ってこの国を発てるならばいい。
 だが、その為には、ジーナの占いに現れた問題と対峙しなければならない。
 世界が、一つ一つ、平和の息吹を取り戻していくのを、ノリコはイザークと、そして皆と見届けてきた。
 この国にも、本当の平安が来るようにと願う。
 一日、一日が、大切だから。
 いつも、共にいたいから。

 だから、世界に感謝した。
 この世界に来られたことを。
 今日も、ここにいられることを。
 共に、いられることを。

 そして改めて、願いを込めた――
 ささやかな夢を、されど、永遠の願いを――





 この世界に在れることを、感謝します――


 今日も世界に光が注がれますように……
 皆の喜びと笑顔の為に……
 誰も苦しむことのない、誰もが笑顔でいられる
 そんな世界がずっと、続きますように……


 そして何よりも、あの人が……
 イザークが、ずっとずっと笑顔で、幸福でいられますように……


 そして…そして――


 この我が儘が許されるのなら、どうか……

 どうか……これからもずっと……

 ずっと…………

 イザークの傍にいられますように――





END

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-- あ と が き --

女神様じゃ……天道の遣い様じゃ……
絵を拝見させて頂いた時、あらゆる賛美の歌声が、アカペラ状態で聞こえてきました。
涙出ますよ。まるで女神様ではないですかっ。

これは是非、話をっ、是非、是非、是非……
浮かんできたのが、礼拝堂(他にも違う建物で考えていたのはあるんですけど、それはまた別な話になるもので…ごにょごにょ…)。
サーガの中で廟として描いている建物で、その中にある聖母碑であります。
ノリちゃんはまだ母ではありません。
そして、この話の中で少し触れましたけど、実はあの聖母碑も、聖母とあるけど、母になったことはない……
空想の人物ではなく、昔々に実在した人として伝承が細々とではあるけど残っている……という設定を組ませて頂きました。
この細々というのが大事(笑)
突っ込み所は多々あるとは思いますが。
その辺は、どうかご勘弁(苦笑)。。

Eternally というのは、永遠に、という意味で。英国英語です。
Forever (米国英語)よりは音の響きがイイ♪ という単純な理由で採用(笑)
聖痕……痕は傷跡でありますね。
イザークさんの負ってきた数々の傷。
物理的なものもあるけど、精神的なものの方が多い。ガラスのような繊細な心の御仁。とにかく、苦しんだ全ての傷も救い手となるアジールと出会う為の名誉の負傷であったというか……そんなニュアンスであります。
いろいろ解釈はあると思いますが、全てのことには意味がある、無駄ではないよん……という、これも彼の成長の証デスネ。
永遠……というのは、解りますよね。
永遠を願う。祈る。
永遠を共に過ごしたい。
それは、ノリちゃんの女の子らしい願いでもあり、イザークさんの切なる願いでもあります。

今回のこの話、サーガのインサイドストーリーとして書かせて頂きました。
リクの連載途中で、こういう形で書くのは初めてなんですけど、まあなんというか、エピソードの捕捉……こんなんありましたよ〜ってな感じ。
全部書くと何ページになるんだか……なので、すっ飛ばしたあらゆるエピソードの中の一つで、ふっと突然思いたったアレですけど、早朝の参拝に廟を訪れた二人のエピソードです。
素晴らしい絵に対し、書けたのがこんな話で恐縮ですが、サーガと合わせて見てやってくださると嬉しいです。

合間合間のエピソードを書くと、ああもう、早くプロポーズせんか!……とか、書いてる自分がじれったくなってきて困りモンです(苦笑)←ぉぃ。
だって、エンド後の最初は「君の笑顔は〜」だったんだもん……
さらりと書いてしまったもので……
でもって、結婚後の話はやたらと頭に浮かんでくるもんで……
全くもって身も蓋もないという……
でもじれったい二人が萌え萌えという。←やっぱり身も蓋もないよ。

御絵のノリちゃんは、彼女の祈る姿であり、そしてイザークさんの思い浮かべた姿でもありんすという感じに見立てさせて頂きました。
ああ、こんな一途な娘が傍にいたら、それだけで幸せだよねぇ〜〜
私も、とってもとっても幸せです。

ひなた様、素敵な絵を有難うございました。
なんだか、イザークさんの一人デレ…みたいな話にも見えますが、許してくださいまし。
皆様にも楽しんで頂けると嬉しいです^^

夢霧 拝(11.02.21 初出)



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